ここ4~5年、全社員が一堂に会いした暑気払いは、経費削減の理由でずぅ~と開かれずにいた・・。
何年か前までは、大広間のある料理屋さんで、宴会の定番料理である、酢の物・さしみ・天ぷら・茶碗蒸し・煮物などで、大いに盛り上がったものであるが、世代交代が進むにつれ、居酒屋で飲みなれている若者から、宴会料理が不評であったことから端を発し、経費がかさむ全社員参加型の飲み会が取りやめになった・・。
一方で生産部門の増強でパート社員が毎年入社、会社の所帯が次第に大きくなってきたので、各課単位の分散型の飲み会が定着していった。飲み会の計画があれば、若干の補助を出す程度のことはしてきた・・。
年1回ぐらい全員そろっての飲み会は、社内の連帯感を作るためにはそれなり意味があると思ってはいたが・・経費削減に大ナタを振るっているさなかに派手な飲み会は自粛せざるおえない状況であったことは確かで・・社員にはやはり寂しい思いをさせていたと思う・・。
今年は・・社長在任30年の区切りの年でもあり、お陰様で業績もやや上向きになってきているので、社員からの要望もいれて、全員が集まれる大広間のある地元の料理屋さんで再開することになった・・60名の参加があった・・。
・・あちこちにできた車座の中に・・職場では日頃見せない笑顔の花が咲き、たいへん楽しい笑顔の交換会になっていた・・。