夏子のニューヨーク通信   (18)  4/22/15

Spring in Wave Hill

                 夏子のニューヨーク通信   (18)  4/22/15
                                            “春がきた! “
    1934年来という厳しい冬をやっとのことで乗り越えた。 今週からは、セントラルパークは桜が満開だし、いままでじっと家の中ですごしていた人たちが、解放されたように外へ出てきて春を楽しんでいる。やはり、暖かいと嬉しくなる。
桜といえば、先日、孫を連れて行ったWashington DCでも7分咲きの桜を堪能した。天気が余りよくなかった代わりに人で混んでなかったのは幸いであった。
Washington DCに行った理由は、まだホワイトハウスを見たことがない孫に社会見学をさせようと春休みを利用して2泊3日の旅に連れて行ったのである。
NYのペンステーションから汽車で約4時間かかった。汽車の窓からは、面白くもなく美しくもない風景が延々と続くが、最近は車窓から外など見る人はいなくて、年寄りを除いてはすべての人がコンピューターで何かしている。私の孫も I-Pod とかを持ってゲームに夢中であった。
ホテルはヒルトンと奮発したつもりであったが、ちっとも高級感などはなくガッカリ。。至れり尽くせりの日本の旅館が懐かしかった。
ともあれ、無事に帰れてほっとした。
    やはり、孫を連れてだが、先日、日本の渡辺譲が主演しているミュージカル、”The King and I” を見た。このショーは35年前くらいに ユールブリンナー が王様になったのを見ているので、どうしても比較してしまい、なんだか物足りない思いをしなくもなかったが、渡辺譲は、立派に役をこなして素晴らしいと思う。
ともかく、劇場は満席であったし、拍手も多かった。
    この冬、摂氏マイナス15度の寒さが続いたりしたもので散歩は全然せず しかし、食べるものだけは変わりなくというより、むしろもっと食べていたので目方が、大分増えてしまった。嫌になってしまうーー!!
でも、春が来たのだ。 言い訳はできない!、もっと外へ出て、もっと軽くなろう!
    今回の絵は、近所にある公園を描いたものです。