北京の夜
武漢の朝
昨年の暮れ、同業の友人が中国に設立したリビルト工場と解体工場を見学に武漢と北京に出かけました。
ちょうどPM2.5が最大値を記録した時期と重なり、小学校は休み、自動車は奇数・偶数のナンバー規制が行われていました。走っている車はそれほど古い車が走っているわけでもなく、道路の渋滞もさほどでないのですが、武漢の空港に降り立った時には、とにかく空気がコークスを燃やしたときの匂いがしました。
中国では、火力発電の燃料、重工業の燃料、地域暖房の燃料も全て石炭を利用していると聞きましたので、自動車の排気ガス以上に空気を汚す元凶がいくつもありそうです。
北京では、車の解体作業を指導している若い日本人スタッフと話し合いがもたれたときも、彼らがときどき軽い咳をしていたのが気になり、おもわず早く戻っておいで・・と言ってしまった!!。
羽田に降り立ったときに感じたことは・・澄み渡った空のブルー、空気のおいしい味、クラクションの音がきこえない静かな道路・・穏やかな日本に帰ってきた安堵感でした・・思わず深呼吸を連発しました・・。