久保田会長が四国巡礼88ケ所巡りに向けて宮崎をスタートしたのが今年の2月28日でした。
全行程徒歩での挑戦のため、途中、コロナ禍に遭遇、札所が閉鎖されて『御朱印』頂けなかったたり、巡礼宿の休業でテント・寝袋を購入、野宿しながら88番札所までたどり着いた苦労もありました。
5月、無事結願したあとは和歌山県の高野山金剛峰寺で旅の無事とお礼を済ませ、その足で郷里宮崎まで再び徒歩で帰路についていました。
7月28日、PM4:00 やっと自宅に戻りました!! と連絡を頂きました! 総距離3.000Kmに及ぶ行程を5ケ月、150日間での踏破でした。
・・久保田会長をここまでの長期間に及ぶ旅路に駆り立てた動機が、巡礼が終わった後にどのような形で『昇華』されて心に収まったのか? 興味を覚えます。
旅の始めは、『日々最善な体調で旅を続けることを心掛けていたが、途中からは、体調の変化をきちっと受け止め、その日の体調やコンデションに合わせながら旅を続けたことが良かった』・と話されていました。
こうした『肩の力』が抜けるような自然体の感覚は、たくさんの『気づき』を感じさせ、『心のしなやかさ』を取り戻した証しのように思います。
・・巡礼中に出会ったスペイン人と一緒のポートレートは『今の肩書きや仕事がなくなったら、自分は生きていけるのか?』といった不安を断ち切ったことを象徴しているようです・・。