小1の孫にせがまれて飼いはじめた二匹の金魚! 一匹は水が合わなかったのか?まもなく亡くなった。残った一匹は、大きすぎる水槽の中でおしりをぷりぷり振りながらものすごい勢いで泳ぎ回った・・。
食欲も旺盛で水槽の近くに寄ると、これまたおしりを振って「飯くれ!」と要求してくる。このしぐさが可愛くてついつい餌をあげていた・・。
いつからか「デブ子」と呼ぶようになったときには、大きくなった体を持て余し気味で、泳ぎも緩慢になっていた。それでも食欲は一向に衰えず「餌くれ!」の合図は、巨体をジャンプさせて水槽の水を辺りにまき散らす乱暴者になってしまった・・そんなとき ふと 浜口倉之助作詞・作曲「花と小父さん」の歌詞が頭を横切った・・
小父さん あなたは 優しい人ね
私を摘んで お家に連れてって
私は 貴方のお部屋の中で
一生懸命 咲いて 慰めてあれるは
どうせ 短い 私の命
小父さん 見てて 終わるまで
・・「デブ子」のお腹がハレツしない程度に「餌くれ!」の抗議に応えてい
る優しい小父さんになっています・・。