損害車や事故車などの買取を行う大手業者タウは、損害車などの車両を修復して中古車として広く消費者に小売りする事業を強化するという。
一昔前のこうした車両は「おこしクルマ」として業者の間で流通していた。この車の多くは輸出向けになったが、一部では国内の代車として使用されている間に中古車市場に再登場するようなややブラックな一面もあった。
最近では「修復履歴あり」で中古車オークションに出品され売買されるようになっている。
タウは、こうした「わけあり車」を自社工場で修復し、割安な価格と安心感の双方を顧客に訴求して、販売拡大につなげる試みです。
こうした車の再販は、回り回ってユーザーが支払う保険料の軽減にもつながる可能性も秘めています。